ドイツ旅行記4日目

Guten Tag!

今日はドイツ観光最終日。ミュンヘン市内を見てまわります。

その前に朝ごはん!プレッツェルみたいな塩気のきいたパンとソーセージ、サラダとサーモンです。美味しかった。

f:id:tm_ktn:20160221124207j:image

ドイツのパンって結構重くてお腹持ちする気がします。列車で移動する関係で昼食はしっかり取れないことが多かったんですけど、14時過ぎくらいまであんまりお腹空きませんでした。

今日はゆっくりホテルを出て、市内へ向かいます。市内はトラムやSバーンUバーンがメインの交通機関。トラムはクソ寒い中10分以上待つこともあるので利用しませんでした。この日は雪降ってましたしね。個人的にSバーンUバーンの方が使いやすかったかな。でもどの方面へ向かうかとか少し分かりにくいので、地下鉄マップ必須です。

さて、最初はヴィクトゥアリエン市場に向かいます。青空マーケットってやつです。野菜やジャム、パン、お肉類など様々なものが売られています。ビアガーデンなんかもあります。私はラズベリーとイチゴ、バナナのミックスジュースを飲みました。うまー!

この市場の最寄り駅、マリエンプラッツ駅はいろんなお店や観光場所が集まっているところなので便利な場所ですよ。ガレリア・カウフホーフというデパートもあるので、お土産買うのに便利!地下の食品売り場には、ドイツの有名なお菓子(ハリボーのグミとか)も売ってるし、他国の有名メーカーのお菓子もあります。ウォーカー社のクッキー美味しいよね。

このマリエンプラッツ駅からすぐのところにあるのがマリエン広場。新市庁舎に面していて、街の中心にあります。

f:id:tm_ktn:20160221120126j:plain

インフォメーションや、FCバイエルンのショップもありました。中央の鐘は1時間毎に仕掛け時計の人形が動き出します。

f:id:tm_ktn:20160221120251j:plain

次はおもちゃ博物館へ!旧市庁舎の中にあり、赤いとんがり屋根が目印になります。ぬいぐるみやブリキのおもちゃ、ドールハウスや電車模型などが展示されています。

 f:id:tm_ktn:20160221120723j:image

なんで海外の人形ってリアル寄りなんですかね…フランス人形とか…ホラー映画に出てきそう。でもテディベアは可愛いっていう謎。シュタイフっていう有名なおもちゃメーカーのぬいぐるみ本当に可愛いです。ピカチュウとコラボしてぬいぐるみ作ってたんですよ~肌触りよさそうなピカチュウでした。

お次はフラウエン教会へ。駅からは徒歩で3分ほど。結構大きな教会なので、ドームを目印にすればすぐに分かると思います。15世紀に建てられたゴシック式の建物で、玉ねぎ型のドーム型塔が特徴です。中は結構シンプルな造り。悪魔の足跡と言われるものがあるので、探してみると面白いかもです。

次に向かったのがレジデンツ。こちらはマリエンプラッツ駅から1駅のオデオンスプラッツ駅から徒歩3分。徒歩3分の筈です。迷子になれなければ。地図によると、駅を出てすぐのところに巨大な庭園があって、そのお隣の大きな建物がレジデンツの筈なのですが…レジデンツどこ???正しいルートは駅から出て左を進むと、(おそらく)マックス・ヨーゼフ広場という場所に出るので、そこの銅像の後ろがレジデンツの入口です。私は右に出て庭園を抜けて、巨大なレジデンツや州立歌劇場のまわりをぐるっと一周するというアホなことをしたので、辿り着くのに30分はかかりました。あれっ、徒歩3分の筈じゃ…?

なんかもう泣きそうになりながら建物に入ります。無料で音声ガイドを貸し出してくれますが、日本語はないので英語を選択。こちらは1180年から1918年にかけてバイエルンを治めたヴィッテルスバッハ家が住んでいた宮殿です。王宮、旧王宮、大広間に分かれていて、130室ある部屋には豪華な調度品が展示されています。このレジデンツ、広さがとんでもなく広いので、(一周しようとすると1日でも足りないくらい)さっさと見ないと時間がなくなります。こんな広い建物の周りをちんたら一周したら30分もかかりますわな。有名な場所や、気に入ったお部屋の解説だけ聞いてさっとまわります。

ちなみに一番有名な場所がこのお部屋。王家一族の肖像画が壁一面にずらっと並んでいます。

f:id:tm_ktn:20160221123401j:plain

広いところ歩き回って疲れた!!甘いものが食べたい!!!ということで近くのカフェへ。オデオンスプラッツ駅から徒歩2分のところにある、カフェ・ルイトポルトというお店に行きました。ミュンヘンの中では結構有名なお店らしいです。カフェの中庭が綺麗で素敵なんですが、満席で座れませんでした。残念…

中央のカウンターでケーキを注文したら席に着きます。このときにケーキの種類が書かれた紙を渡されるので、席まで持っていきます。お会計は席で。コーヒーなどの飲み物は席に着いたときに聞かれるので、ここで注文します。私はチーズケーキを注文しました。美味しかった~!

f:id:tm_ktn:20160221124140j:image 

幸せな気分になったところで、出発!次はBMWワールド、BMW博物館へ向かいます。ドイツといえば車!BMWとか、フォルクスワーゲンとか、ベンツとか有名ですよね。

こちらは少し中央から離れたオリンピアツェントルム駅にあります。ミュンヘン中央駅からだと15分くらい。駅を出たすぐのところに看板があるので分かりやすいです。助かる。BMWワールドは本社と繋がっている建物なので、社員さんがカフェでお茶してるのを見かけたりしました。カフェもいくつかあって、2階だとデザートとか出してました。店員さんがとっても親切なイケメンさんでした~眼福。

ワールドの方は車をいくつか展示していて、実際に購入することもできます。走ることはできないんですけど、中に乗ったりすることはできます。見かけた可愛い車をご紹介。ミニクーパーです!ユニオンジャック柄がとってもかわいい

f:id:tm_ktn:20160221131159j:image

f:id:tm_ktn:20160221131222j:image

左ハンドル…!

中にはショップもあるんですが、こちらのはキーホルダーなどのお土産というよりはタイヤとか、実用的なものが多かった気がします。

BMWワールドと繋がってる博物館の方へ移動します。スタイリッシュな建物です。こちらは車だけでなく、航空機やバイク、エンジンや部品などが展示されています。この時はミニクーパーの展示をしていました。わーい、ミニクーパー大好きなので嬉しい!かわいい…!

(と、わくわくしてますがよくよく見たら展示期間が終わっていた…通りでミニの車が少ないと思ったよ…)

f:id:tm_ktn:20160221135330j:image

ミニは元々はイギリスのブリティッシュ・モーター・コーポレーションの車だったのですが、BMWに買収されて傘下になったため、現在はBMWで生産されているのです。グループ傘下に入ってしまったわけですが、伝統を守るため、現在もイギリスで生産されているのだそう。おおう、さすが伝統を重んじる英国スピリッツ…!

f:id:tm_ktn:20160221132403j:plain

f:id:tm_ktn:20160221135234j:image

f:id:tm_ktn:20160221135312j:image

そんなに車詳しくないんですけど楽しかったです。やっぱり外車っておしゃれで素敵ですね…!

博物館の方にもショップ(こちらはポストカードなどお土産向け商品が多い)と、レストランも併設されています。

まだまだまわりたい場所たくさんあったんですが、18時近くになってしまって、閉館時間が過ぎてしまうため断念。いつかリベンジしたい!ジャガイモ博物館とオクトーバーフェスト博物館、ニンフェンブルク城は行きたかった…行った人感想お待ちしております。中でもニンフェンブルク城はルートヴィヒ1世が退位する原因になったローラ・モンテスの肖像画があるそうなので、気になった方は是非。水田さんの舞台で見てちょっと気になってたんですけどね…時間がなくて行けなかったんですよ…だいたいレジデンツのせい。

迷子事件のせいで消化不良の感じがありましたけど、楽しかった…!

今日のごはんはドイツっこが大好きなB級グルメのカリーヴルスト!とビール!屋台で買ったんですけど、屋台の兄ちゃんがめっちゃ優しかった。ポテトめっちゃ盛ってくれました。盛りすぎて帰りにちょっと落とした。白ソーセージにしてもらったんですけど、これは食べやすくていい…!赤いソーセージほど重くないっていうか、さっぱりしてる感じでした。カレースパイスは調子に乗って辛めにしてもらったら予想以上に辛かった。でもビールとよく合いますね。

f:id:tm_ktn:20160221135134j:image 

ごはん食べてスーツケース詰めて明日は帰国。さみしいなあ…

ドイツ旅行記3日目

Guten Morgen

ドイツ旅行記3日目です。今日は今回の旅行のメインであるホーエンツォレルン城に向かいます!ここに行きたいがために南ドイツに行く決心をしたくらい行きたかった場所なんです。

ホーエンツォレルン城ミュンヘンから3時間くらい。シュタットガルト駅が最寄駅です。お城は駅からバスで20分くらい…だったかな?離れた丘の上にあるので、バスで向かいます。

このバスの運転手さんがめっちゃ怖かった…

たぶんドイツ語の響きとお兄さんの威圧感のせいなんだと思うけど、「城へ行きたいのか!?なら乗れ!」って言ってるだけなのにめっちゃ怒ってるように聞こえた…

途中でどこで降りればいいのか聞いている現地の方がいたんだけど、答えてる時も怒ってるように聞こえました…ひえええどいつこわい;;

ロマーノの気持ちちょっとわかるわ…

威圧感にビクビクしながらもバスに乗り込みます。窓から街の景色や、丘の上にあるお城が見えてきてテンション上がってきた!

駅前から出ているバスはチケット売り場まで運んでくれます。オフシーズンは本数がとっても少ないのでご注意を。チケット売り場からお城の近くまでは徒歩で30分ほどハイキングするか、ミニシャトルバスが20分おきに出ているので、それに乗っていきます。

お城の少し前で降ろされ、お城までは徒歩で向かいます。少し歩くと城門が見えてきます。うおおおおお…!これぞ要塞!!って感じ!!ドラクエとかに出てきそう!

f:id:tm_ktn:20160216215720j:plain

ちなみにお城にも種類があります。ホーエンツォレルン城はBurg(ブルク)といって、主に軍事目的のために建てられたものを指します。外敵の侵入を阻止するために頑丈に作られていて、小高い丘や川などに囲まれた場所に建てられているものが多いです。ひたすらゴツい。

これに対して、Schloß(シュロス)と呼ばれるものは、貴族の館として使われたお城を指します。デザイン性を優先しているため、外観や内装が凝っているものが多いです。代表的なのはシンデレラ城のモデルになった、ノイシュヴァンシュタイン城ホーエンツォレルン城と建築時期が近いためよく比較されますが、種類が違うため、全く異なるタイプのお城なのです。

f:id:tm_ktn:20160216220258j:plain

ね、ごついでしょ?

いかつい造りに兵隊の像とか黒鷲のモチーフとか見るとテンション上がってきますね…!プーちゃんみを感じる…!

しばらく歩くとこんな看板が見えてきます。ここはプロイセン領だよ~って印です。おお…リアル普領…!

f:id:tm_ktn:20160216221221j:plain

ここから歩いて少しすると、ホーエンツォレルン城が見えてきます。庭には当時使用されていたらしき砲台が。

ツアーなしの見学だとこの庭と地下室までが見学できます。私はせっかくなので、ツアー付きを選びました。ツアーの集合時間と場所はインフォメーション前に案内が出ているのでそこで確認します。ツアーの時間までまだ少し時間があったので、お隣でお土産を見たり、レストランでお茶したりして時間を潰してました。自動販売機もあって、ジュースやビールも飲めます。自販機でビールが出てくるとはさすがビール大国…

お土産屋さんは見てるだけで楽しいですね!あとお金があっという間に消えますね!?使い道ないけどプロイセン国旗買おうか悩みました…あと黒鷲が描かれたポロシャツとか恰好いいなって思ったけど着る機会なさそうなので断念しました…

 

ツアーの時間になったので、集合場所に行きます。いよいよお城の内部へ!

英語でガイドしてくれる人もいるって話を聞いてたんですが、私が行ったときはドイツ語でのガイドでした。ガイドのおじちゃんは英語苦手なの~ごめんね!><とのことでした。可愛い。ドイツ語が分からない人はお土産屋さんで日本語のガイドブック売ってるので、これを読みながら見学するといいかもです。

ここからは撮影禁止です。なのでパンフレットを撮ったものを載せながら、一部紹介しますね。撮影禁止って言ってるのに撮影してる人もいるけど駄目ですよ!!!

壁一面にホーエンツォレルン家の家系図が描かれたホールや、豪華な大広間、サロン、国王夫婦の寝室、肖像画がたくさん飾られた部屋など、見ごたえたっぷりですよ。椅子の背もたれに黒鷲があしらわれていたり、シャンデリアの装飾に家系の紋章が彫られていたりして、隅々まで見ると発見がたくさんあって面白いです。辺境伯の部屋から街の風景が見渡せるんですが、とっても綺麗ですよ~

f:id:tm_ktn:20160216233311j:image

ここは大広間。椅子の背もたれに黒鷲が!

あと頭に鳥乗せた人の肖像画見つけたんですけど、プーちゃんの小鳥ってこれが元ネタ?

一番の見どころは、記念展示室です。剣や食器類、勲章などが展示されています。黒鷲が描かれていてめっちゃ恰好いいです。プーちゃんがつけていたらプール・ル・メリット勲章らしきもの(なのかな?詳しくなくてすみません…)も展示されていました。入口付近に展示されているのが、プロイセンの王冠。絵本なんかで見るイメージそのままの王冠ですね。お土産のタオルやらボールペンやらにやたら印刷されてます笑

f:id:tm_ktn:20160216233320j:image

あとは、フリッツ親父ことフリードリヒ大王が愛用していたフルートも展示されています。親父好きにはたまらない!有名なタバコ入れも展示されています。クーネスドルフの戦いで、鉄砲の弾丸を防ぎ、親父の命を救ったというあのタバコ入れです。当時の軍服も見れます。上着の右側、4番目のボタンの下に弾丸による穴がはっきり確認できます。

お次は地下へ。貯蔵庫や兵士の滞在室などが見学できます。まさにダンジョンって感じです。楽しい。爆撃に耐えられるように丸天井になっていたり、防護室として使われた感じを見るとまさに城塞ですね。地下なのでちょっと薄暗くて怖いのに、兵士の滞在室で突然音声テープ流れたのでかなりビビりました…怖いわ!!

ホーエンツォレルン城は見た目はシュロスと比べると華やかさはありませんが、内部は綺麗なお部屋や装飾も多くて楽しめますよ。元々は騎士修道会だった影響なのでしょうか、礼拝堂も併設されています。ステンドグラスや天井の装飾が綺麗でした。

 

こんな感じで一通り見学して、帰路に着きました。バスがないので帰りはチケット売り場のお姉さんにタクシー呼んでもらいました。タクシーのお兄ちゃん優しくてめっちゃいい人でした…ダンケ…

滞在予定時間は1時間半ほどかなーと考えていたんですが、気づいたら3時間以上はいました…うっ、さすが普領の聖地…!楽しい…!また行っておさらいしたい。あと今度は春から秋の間にサンスーシ宮殿に行きたいです。

ドイツ旅行記2日目

Guten Tag

2日目はネルトリンゲンとローデンブルクへ向かいます。

その前に朝食を。ホテルの朝食はバイキング形式で、ソーセージ(ドイツ語でヴルストといいます)やプレッツェル、チーズやハムなんかが並んでいました。プレッツェルは塩気がきいてて美味しかった~!もりもり食べたら駅へ向かいます!

 が…また迷子に。

あれ、ミュンヘン中央駅ってどこ…?仕方ないので、近くの駅から行けるルートを駅員さんに教えてもらうことに。インフォメーションで聞けば乗り換えルートが書かれた紙を印刷して渡してもらえます。便利!ありがたい!

その紙を見てみたんですが、あれ、ミュンヘン中央駅から乗るルートが印刷されてる…?電子掲示板で列車の品番と時間を確認してみると、紙に書かれているのと同じもの。あ、ここがミュンヘン中央駅なんですか?

駅の看板にはミュンヘンではなく、Hauptbahnhof としか書かれていなかったので分からなかったよ…(ドイツ語で中央駅という意味らしいです。分かりにくい…)

 無事に列車に乗れたので、乗り換え案内に従ってまずはネルトリンゲンを目指します。

 

ここでドイツの鉄道事情について少々。

ドイツの駅には改札がありません。そうなるとキセルし放題になってしまうので、車内で車掌さんに切符を見せなければなりません。ローカル線だとあんまり検札されなかったんですけど、高速列車の場合は必ずと言っていいほど検札があります。

ここで注意したいのが、Sバーン(近郊電車)やUバーン(地下鉄)に乗る際は、ただチケットを見せるだけでは駄目なところ。必ず乗車前に刻印機を使って日時を印字しないと、不正乗車と見なされて罰金を取られることもあります。

 高速列車の場合は、車掌さんにチケットを見せればOK. 私はジャーマンレイルパスという乗り放題のチケットを使いました。この場合は、列車に乗る前に窓口に行き、バリデーションという手続きを取る必要があります。駅員さんにチケットとパスポートを渡し、使用開始日を伝え、署名をすればスタンプを押してもらえるので、これで手続き完了です。私は早朝から出かけるため、日本の旅行会社に事前に手続きしてもらいました。

 

さて、列車に乗り込みます!

まずはネルトリンゲンへ向かいます。ネルトリンゲンは1500万年前に隕石の落下によって出来たリース盆地の上に作られ、円形の城壁に囲まれた街です。進撃の巨人のモデルになった街として有名ですね。ハガレンの巨大錬成陣のモデルでもあるそうです。

駅から少し歩くと城門が見えてきます。壁は思ってたほど高くはなかったです。さすがに50mはないですね。街の中央には、街のシンボルである聖ゲオルグ教会のダニエル塔が見えてきます。今回はここに上ります!

人一人分ほどの狭い階段をひたすら上ります。これが結構キツイ…確か350段あったかな?体力持っていかれるので、途中で休憩挟みながらじゃないと大変です。上り終わって足がガクガクしました…

この日は風がものすごく強くて、展望台は強風のせいで下見るのが怖い!!でも頑張って上った甲斐あって、街並みはとっても綺麗でした!すごい…進撃の巨人の世界だ…!!

f:id:tm_ktn:20160213233516j:plain

 

お次はローテンブルク!

ネルトリンゲンからはオフシーズンだからなのか、田舎だからなのか、1時間に1本くらいしか戻る列車がありませんでした…なのでフランクフルト方面まで行って、高速列車で戻ってくる遠回りなルートを行くことに。3時間くらいかかった気が…

あいにくの雨と風でさ、寒い…!!

ローテンブルクも市壁に囲まれた街で、中世の街並みと絵本の世界のようなメルヘンチックな雰囲気で人気の観光都市です。その街並みの美しさから、中世の宝石箱と呼ばれています。

f:id:tm_ktn:20160215220123j:plain

お店にはかわいらしい看板がかかっています。パン屋さんだとプレッツェルの形をした看板とか。いろんな種類を探すだけでも楽しい!

かわいらしいお店も見つけました~

 

テディベアのお店

お店の前の大きなテディベアが目印!テディベアだけじゃなくていろいろなぬいぐるみが売ってました。シュタイフもあったよ!ローテンブルク限定ベアもありました。足に紋章とドイツ国旗が入ってた。限定ベアのパディントンがすごく可愛かったんだけど、ちょっとお高くて諦めました…うっ、でも可愛い…

お店のディスプレイも凝っててかわいかった…

f:id:tm_ktn:20160215215824j:plain

 クリスマスのお店

1年中クリスマスのオーナメントとかが売られているお店です。お店の前に停まってる赤い車が目印です。入った瞬間にクリスマスの世界!店員さんの衣装も可愛いです。お店はとっても綺麗で可愛いんだけど、写真撮影は禁止なので残念…

クリスマスミュージアムが併設されてるみたいなんですが、この時期はやってないのか閉まってました。

時期が近いからか、イースターの商品も少し置かれてました。 

雨が弱まってきたので、ここで町の中心、マルクト広場へ。市庁舎や仕掛け時計が面しています。すごく綺麗な建物で、パッと見は市庁舎には見えないのでびっくりしました。ヨーロッパの建物ってどうしてみんなこんなに綺麗で素敵なんだ…

ここのお隣にある仕掛け時計は1時間ごとに鳴り、人形が動き出します。この人形はかつての市長。敵に街が攻められた際、敵将に「この樽のワインを飲み干せたら街を救ってやる」と言われた市長が、見事に樽のワインを飲み干し、街を救ったという逸話がもとになっているそうです。

 ここから歩いて、旧市街の城壁へ。

プロイセンさんが言ってた、「ローデンブルクの上のとこ裸で一周する規則作るぜー」ってやつの上のところがおそらくここ。街を囲む市壁の一部に上って、街並みを見渡すことが出来ます。WW2で破壊されましたが、寄附のおかげで再建されました。壁には寄付者の名前が刻まれています。

f:id:tm_ktn:20160215220250j:plain

よっしゃ、上のとこ一周するぞー!と歩き始めたのはいいんですが、陽が落ちてきて途轍もなく暗い!!こわっ!!でもせっかく地図と格闘しながら来たんだし行くぞ…!

行くなら早めに行くことをオススメしますです…

f:id:tm_ktn:20160215220358j:plain

奥のほうめっちゃ暗くて怖いでしょ…?

 

城門を抜けて、駅を目指します。が!

読めない地図!強まる雨風!鳴り出す雷!働かないぐーぐる先生!途切れるwi-fi

うわああああ死ぬかと思ったああああ

もう勘に頼りつつ歩きました…クラピカも迷ったら右に行けって言ってた!ちょっとすると駅発見。よ、よかったあああ

駅前のショッピングセンターでごはん買って帰ります。が、ここでDB(ドイツ鉄道)の乗り換えアプリが開けなくなるというアクシデントが!まじかよおおおおお

インフォメーションの人に聞いて乗り換え表を印刷してもらえたので何とか帰れました…これ小さな駅だったら詰んでた…良かった…

途中でドイツ人兄ちゃんに電車教えてもらったりしつつミュンヘンへ戻りました。ダンケシェーン兄ちゃん!ドイツ人優しい!(単純)

ところでドイツ人のダンケシェーンって言い方かわいいですよね…!

 

明日はいよいよホーエンツォレルン城です。

ドイツ旅行記 1日目

2/7~12にドイツに行ってきたので、思い出を残すために旅行記書いてみます。

私はドイツ語まったく分からないのですが、英語が通じるなら何とかなる!って感じで勢いで乗り切りました。

簡単な英語とジェスチャーがあれば大抵何とかなるもんだよ!

 

旅程はこんな感じ。

1日目 成田→アムステルダムミュンヘン

2日目 ネルトリンゲン、ローデンブルク

3日目 ヘッヒンゲン

4日目 ミュンヘン市内観光

5日目 ミュンヘンアムステルダム

6日目 アムステルダム→成田

 

今回利用した航空会社はKLMオランダ航空。

オランダのアムステルダムを経由してドイツのミュンヘンへ向かいます。

このKLM、いちいちかわいい!出発時に放送される安全上の注意ビデオとか、機内食のトレイがオランダの名産品、デルフト焼きをイメージしたものだったり。

飲み物のカップにはKLMのロゴの他にチューリップや自転車、木靴が描かれていたり。

機内食もおいしかったです。

f:id:tm_ktn:20160213212253j:plain

 

飛行機に乗って約12時間でアムステルダムスキポール空港に到着!スキポール空港は結構大きなハブ空港で、いろいろお店があったり中にカジノがあったりします。チューリップも売られてました。私はお目当てだった民族衣装を着たミッフィーちゃんのキーホルダーを購入しました。

乗り継ぎで入国審査もここで行い、アムステルダムからミュンヘンまで飛びます。2時間程度で到着しました。

 

ミュンヘン空港に到着した後は、ルフトハンザのエアポートバスでミュンヘン中央駅まで向かいました。で、ホテルに向かうのですが… 迷 っ た 。

地図としばらくにらめっこしながら15分位歩いてみましたが、ホテルが見えてこない…

こうなったらぐーぐるまっぷ先生に頼ろうと思い、レンタルしたwi-fiルーターの電源ボタンを押してみましたが起動せず…嘘でしょ…オーマイゴット…(後で気づいたんですが、画面が付くまで長押しするタイプでした)

これ以上にらめっこしても無駄だと思ったので、近くのおじちゃん達に聞いてみました。おじちゃんが持ってた地図と私の地図を見比べながら、あっちじゃない?いや、こっちの道だろ!みたいな会話が数分続いたと思ったら、知り合いらしきおばちゃんが合流。タクシーを使うべきよ!いや、この距離なら歩きでいいだろ!みたいな会話が続くこと数分。

ようやく結論が出たらしく、ホテルまでの道を何度もレクチャーしてくれました。ありがとうおっちゃん達…

 

おっちゃん達に教えてもらった道を進み、ホテルに到着!さっさとシャワー浴びて寝るぞ~とか思ってたのに、部屋の鍵が開かないトラブルが発生。どないなっとんねん!

何度やってもびくともせず、このままだと鍵壊しそうなので、フロントのお姉さんに助けを求めました…どうやらヨーロッパの部屋の鍵はドアノブを引っ張りながらカチッと音がするまで鍵を回さなければ開かないそうで…そういうことは早く言ってください…

お姉さん引っ張りながら鍵回してね~としか言ってなかったよ!あと鍵の閉め方も最初に教えてほしかった!!

ちなみに閉める時は開ける時と逆側に、同じように回すそうです。単にドアを閉めただけだと、板か何かを挟んでこじ開けられてしまうとのこと。ドイツは比較的安全な国ですが、ヨーロッパって結構危険だと聞いてるので(特に日本人はカモにされやすいのでご注意を)、用心は忘れずに!

 

こんな感じで1日目は終了。つ、疲れた…